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大好きな本のこと。

繰り返し

朝起きて、モノレールに乗る。「今日は1限だけ出席したら学食で早めのお昼を食べて、本屋に寄って、喫茶店で読書や書き物をして帰ってこよう」 たいていそんなことを考えて、ワクワクしている。

 

大船駅に着く。調子が良い日は横須賀線、あまり良くない日は京浜東北線に乗る。東海道線には今は乗れない。今日は横須賀線で大丈夫だろう、と思って乗車するも、発車ベルが鳴る瞬間、胸にザワザワと不安と恐怖が広がる。慌てて降りて電車を見送る。無理だったか、と諦め、京浜東北線に乗る。横浜まで10駅以上あるため時間はかかるが、駅と駅の間の所要時間が短いためだいぶ楽だ。

 

横浜駅に着いた頃には、すでに肉体的にも精神的にも疲労が激しい。さらに人の多さに吐き気がしてくる。東横線のホームにたどり着くも、足が竦んで電車に乗ることができない。少し休憩しようとベンチに腰掛ける。何本も電車を見送っているうちに、「どうして私はみんなと同じように電車に乗れないんだろう」という無力感が襲ってくる。気がつけば大船駅に引き返している。大船駅に来ると心底ほっとする。適当に時間を潰して帰宅する。

 

何年も同じような毎日の繰り返しだ。まともに買い物もできない。買い物に集中しようとしても、「途中で具合が悪くならないだろうか、無事帰れるだろうか」という不安で徐々に頭がいっぱいになって、ロクに品物を見ることができない。今年の冬は一着も服を買えなかった。服選びは特に体力を必要とする。

 

いつか治る日が来るのだろうか。治る日が来るまで生きていけるだろうか。支えが本しか無い。